Matthewの備忘録

忘れたときはここを見ろ。何か書いてある。

高レベル放射性廃棄物最終処分場およびPR・研究施設

高速道路は札幌を中心に北は稚内まで延伸する計画があったが、実際は士別までしか繋がっていない。途中、名寄、そして豊富に将来の高速道路に転用されるバイパスが建設されているだけで、途切れている。しかし、どうして途中から始めるのか未だによくわからず、しかも混雑もないところから作り始めたのか理解に苦しむが、なんとなく理由がありそうな気がする。豊富バイパスからその先にある幌延に建設されるかもしれない高レベル放射性廃棄物最終処分場が微かに繋がっているような気がするのだ。

稚内から国道40号線を南下していくと、未だに厳冬の中でも国道40号線の拡幅工事が行われている。これは何故か?北海道で厳冬期にそんな工事はあまりお目にかからないのだが、なぜ急いでいるように行うのか?南下していって、豊富バイパス入り口付近までいくと、おそらく豊富バイパスに接続するために行っているのだろうと推測はできる。しかし、平日の日中でも車の移動台数は非常に少ない。途中、開源というところに地吹雪をかわすためにもうけられたようなトンネル型の休息所があったので、20分ぐらい社内で休んでいたが、車は一台も通らなかった。この休憩所にはシャワーなんかあったりする(らしい)。こんな車が通らないところに、バイパスを通してどうするんだと少し憤ったが。道東道の例もあったし、同じようなもんかとこのときは納得した。稚内から開源の先にある豊富バイパスまで少し距離がある。

豊富町の街の背後の山の中を通して、街を避けるように伸びているバイパスの先には何かあるのだろうか?有力政治家の話も聞かないし・・・そういえば、高レベル放射性廃棄物最終処分場のための深地層研究センターがあったことを思い出した。ひょっとして、豊富バイパスは、稚内港から陸揚げして、テロ集団に襲われないように道路を閉鎖しながら運ぶための道路として建設されたのではないかと思ってしまった。そういえば、天塩郡なのに宗谷支庁管轄の豊富町に続いて幌延町も宗谷支庁に編入されるとかなんとか聞いた。しかし、これは住民からの要望によってだろう。留萌市より稚内市のほうが近いから。でも、怪しい。道路の閉鎖には開発局と警察所長の権限が必要だ。稚内暑と天塩暑にまたがるが、どちらも旭川方面である。

幌延の交通の便は過疎の田舎の割に充実している気がする。特急も急行も停車するし、一日に合わせて4往復している。また夜行も一本ある。さらに札幌までの高速バスが日に4便ある。特急のスーパー宗谷名寄あたりの人々が要望があったので登場したと耳にした。線形化がよくて高速で走れるのは美深あたりまでらしい。人口的には特急オホーツク沿線の遠軽・北見・網走地方のほうが多いのに、先に特急スーパー宗谷が登場し、未だに特急スーパーオホーツクが登場しないのは、なんらかの思惑があったのではないかと勘ぐってしまう。

しかし、あのあたりって、樺太の石油や天然ガスほどではないにしろ、石油や天然ガスが埋まっているそうだから、爆発事故の危険性は高くないんだろうか?

ま、怪しいってだけで、何の証拠もないけど、プルサーマルがやれないなら、プルサーマルをやっていても、どうせゴミはでてくるだろうから、何れそういう施設はどこかに作らないといけないのでしょう。風評被害がでないようにしてくれれば、充分でしょう。


参考: