TOMOYO Linux 2.0に必要なvfsmount対応フックがついにLinusのgitツリーに入る

TOMOYO Linux 2.0からLSM対応していますが、TOMOYO Linuxはパス名を利用する方式のため、vfsmount情報をフック先へ受け渡せないこれまでのLSMではTOMOYO Linux 1.xと同等の機能をカーネルの他のソースを変更することなし実現することができませんでした。ところが、1月1日、TOMOYO Linux開発リーダーの原田さんよりアナウンスがMLでなされ、Linusのgitツリーにvfsmount情報を受け渡すLSMフックが追加されたとのこと。このままメインツリー化されれば、TOMOYO Linux自体もメインツリーに入ることも時間の問題となるでしょう。AppArmorもそうなるけど。何はともあれ、元日早々うれしい情報が飛び込んできて、新春から縁起がよいです。