昆布乾燥室温湿度モニタリングシステム その6
たぶん、昆布乾燥室の温度と湿度をスマフォで確認しているのは世界中見渡してもウチだけではないかと思っている。ひょっとしたら数年前に実現していた人がいたかもしれないが、Raspberry Pi 3 model B+、DHT11、Google Drive API(スプレッドシート)の組み合わせは唯一ではないだろうか。今回は、ちょっとしたことを記しておいた。
グラフだけを公開する
Googleスプレッドシートは、誰でも閲覧できたり、Google検索でみつからないようにしておきながらURLを知っている人だけが閲覧できたり、何通りからの組み合わせからなる共有状態・アクセス権を選んで設定可能である。Googleスプレッドシートのグラフも共有することが可能になっていて、ウェブサイトのページに埋め込んだり、グラフだけのURLをメールで教えて誰かに見せることが可能である。多くの解説ページに散見されるが、スプレッドシートを共有(他人が閲覧可能に)していないとグラフだけを公開することができないと記しているのは、現時点では、間違いである。実際に、スプレッドシートは共有をかけずにグラフのURLだけを公開してみればよい。例えばグラフのURLを誰かに送って閲覧してもらえばよい。GMailで送ろうとすると、共有をかけるかどうかを尋ねてくるが、無視して送ってみるとよい。
因みに、グラフを表示するURLを閲覧して、そのソースをみると、Google Chartを利用しているのが分かる。また、スプレッドシートに変更があった場合にはグラフは書き換えられるのだが、そのソースには変更を確認しにいく細工はされていないので変化が速いグラフをみるには、リロードが必要である。
電源を落とせる状態を知る
シャットダウン後に電源を落とすタイミングが今市わからないので、一定時間経ったら落とすようにしていたが、緑色のLEDの光らせ方をハートビートモードにするとよいそうだ。次のように行う。
$ sudo vi /boot/config.txt で /boot/config.txtに下記を追加して再起動する。 dtparam=act_led_trigger=heartbeat
または
$ sudo bash -c "echo dtparam=act_led_trigger=heartbeat >> /boot/config.txt"
次回ブート時から有効となる。
参考にしたサイトによれば、
緑色の ACT LEDの動作がハートビート(心臓の鼓動)になり一定間隔で点滅する。シャットダウンして電源が切れた状態では点灯したままになるので簡単にラズパイの電源が切れたかを確認出来る。(デフォルトは SDカードへのアクセス時に点滅する。)
ということだそうだ。
たしかに、起動中、緑色のLEDがチカチカ点灯するようになったが、シャトダウン/パワーオフを実行後に点灯したままにはならず、消灯してしまった。おそらく、緑色のLEDが消灯して30秒も経てば、電源をおとしてよいのだと思う。これでよしとしよう(あとで調べよう)。
参考:
- Raspberry Pi 3 Model Bをシャットダウンした時に電源が切れたかを簡単に確認する方法 (ラズパイをシャットダウン操作した時に電源が切れたかを簡単に確認する方法)
- blog.livedoor.jp