Matthewの備忘録

忘れたときはここを見ろ。何か書いてある。

納棺

先日のアカデミー賞外国語映画部門で純粋な日本映画『おくりびと』が受賞したそうですが、おめでとうございます。是非みてみようと思います。聞けば、選考委員に多いらしいユダヤ系の人々の風習に、死者を清めるのがあるそうですが、それもポイントを上げた一つだったんでしょうか?(本当なのか?)

納棺、そして死者のお清めといえば、私も数年まえに祖父の納棺の儀式を見ていました。病院で最期を迎えましたが、そのまま自宅にもどし(これも言い方があるはずですが)、納棺士(士でいいのかな?)の方がきて白装束に着替えさせていきました(でも記憶が定かじゃない)。入歯だったので口の中に詰め物をして顎を固定させたりして、おしゃれで「ハイカラ」だった「じじ」もあそこまで格好良く清められれば満足でしょう。最後に親族で顔を吹くのですが、なぜだかそのことをあまり覚えてません。代わりに、「じじ」が好きだった「花札」をそーっと棺桶にいれてあげたのをよく覚えています(もちろん、やはり、花札任天堂製)。昔のことなのであれこれいわれないでしょうが、昔は賭場があり、花札で相当儲けたそうです。実の弟に「透視できるんじゃないか」と思われたぐらい札の読みが正確で、儲けた金で船や船のエンジンを買ったことがあるそうです。きっとあの世でも大勝ちしていると思います(笑)。ポーカーの世界選手権にでたらそこそこ勝ち上がるんじゃないかと思います(そんなw)。

ところで、昨年はアカデミー賞は第80回だったんですねぇ。やっぱり10年周期が重なってますよねぇ。なんででしょう。